家に現金を置かない

大金をおいている家を何故か空き巣は鍵つけます。
どうしてそんな大金が一般家庭にあったのだろうと思ってしまうような額を盗まれることがしばしばあります。

大金とまではいかなくても現金はなるべく家に保管しておかないようにしましょう。
家にお金がある時期というのは例えば給料日後であったり、ボーナスの入った後や年末年始などATMが使えなくなる時期の前だったりすると家やおさいふの中にお金をたくさんいれていることがあります。

特に年末年始は親戚の訪問にいったり、お年玉をあげたりするので出費が増えます。いつもより多めに現金を引き出しておく人が多いのです。
そして年末年始はバタバタしている時期です。空き巣にとってはこの時期が稼ぎどきなのです。

空き巣は住人が不在の時に侵入してくる事が多いです。しかし、居抜きや忍び込みなどといって家に人がいるにも関わらず侵入される場合もあります。もし鉢合わせたりしたらとても危険です。
お正月が晴れやかな気分で迎えられるように十分気をつけて下さい。鍵を開けっ放しにしておくことがないように。

除夜の鐘を突きにいったり初詣にいったり、親戚の家にいったり。外出する機会は多いですが必ず戸締まりを確認するようにしましょう。
マンションに住んでいる人はオートロックを過信しないように。そして現金を家に置きっぱなしにしないようにしてください。金庫に入れておいても安全ではありません。金庫ごと盗まれてしまうこともあるからです。

帰省する前に

年末年始やお盆などの長期の休暇は帰省や旅行などで家を空ける人が多くなります。
帰省しようと考えているのであればその前にぜひ防犯対策をしておいてほしいと思います。
何しろ留守中は空き巣の格好のチャンスになります。
長期休暇中は空き巣被害があちこちで起きると言われているので対策も力を入れておく必要があります。

もし新聞をとっているのであれば帰省中は新聞が届かないようにしておきましょう。
郵便受けに新聞がたまっていると留守だということを堂々と空き巣に教えていることになります。狙われてもおかしくありません。
新聞を配達してくれているところに一時とめてもらうことと、郵便局にも郵便をストップしてもらうように伝えておきましょう。

また、戸建てに住んでいる場合は近所の信頼の出来る人にだけ帰省することを伝えておきましょう。
何日から何日まではいなくなることを伝えておきましょう。もし不審な人が近所をうろついていたら「なにかご用ですか?」と一声声をかけてくれるはずです。
ただ、アパートなど周囲の人と付き合いがない場合は帰省を知らせておく必要はありません。むしろ知らせない方がいいでしょう。
信頼出来ない人に留守にしていることをわざわざ伝える必要はありません。
一人暮らしならば郵便物も殆ど無いと思いますので戸締まりさえしっかりしてでかければ問題はありません。

また、長期留守にする場合は雨戸を閉めておくようにしましょう。雨戸を閉めておくと留守であることをアピールしているともとられますが、窓を割られたりすることもありませんので安全です。破壊しようとしたら大きな音がたちますので周囲に気づかれる可能性が高いです。

足場がある家

足場になりやすいものがあると空き巣が入ってくると言われています。

例えば窓やベランダの近くなどに脚立や物置などの足場となるようなものがおいてあるとその足場を使ってベランダや2階の窓まで登ってくることがあります。

これもわたしが実際に見たことがある話ですが、わたしの住んでいる隣の家も窓の外に脚立が置きっぱなしになっていました。

あぶないしやだな~と思いました。
私の家と隣の家の接している部分は道路からは死角になっていて通りかかっても見えづらいです。
そんなところに脚立がおいてあったらそれを使って2階に登ってきそうです。
ヘタすれば塀を乗り越えてわたしの家にも入ってこられそうです。

お隣さんは家族で暮らしていて奥さんは専業主婦のようです。
家が無人になる時間がほとんどなく、そのため空き巣への警戒心が薄いのかもしれません。

しかし、どちらにしろ脚立がおいてあるのは危険です。それを持ち去って別の家に侵入するのに使うかもしれません。物置や家の中にかたづけるなりしておきましょう。
もし機会があればおとなりの奥さんに言っておこうと思います。

脚立のほか、雨樋や塀、庭木を使って2階まで登られることもあります。2階は窓の鍵が開きっぱなしになっていることが多いので空き巣の侵入に使われやすいです。
その他、自転車やタイヤなどを足場にされることもあります。
庭は極力片付けておくようにして下さい。

本当にあった話

近所の家で本当にあった話です。

あるお宅では戸建てを2軒所有していました。1軒は空き家になっていて、生活しているのはもう1軒のお宅です。
この、空き家の方の家がしょっちゅう空き巣に狙われるそうなのです。
1年に3回空き巣に入られたことがあり、それを受けて今ではいろいろな対策をするようになったそうです。

まず、ホームセキュリティに加入したそうです。
本宅の方と空き巣と両方で加入したそうです。
ホームセキュリティに加入したことで、絶対的な安心とまではいかなくても、牽制の効果があると言っていました。
何もしていない家と比べると当然対策をしている家のほうが狙われなくなります。

また、空き家にしている家のほうでも家に人がいなくても駐車場に車を停めておいたり、電気を夜一時的につけたりと、人がいなくても人が住んでいるように見せかけているそうです。
多少手間ではありますが、さすがに1年に3回空き巣の被害にあうというのは多すぎると思います。これだけ用心しておいても不足はないかと思いますね。

せっかく家を大切にとってあるのですから、空き巣に荒らされないようにしたいですよね。
何かものを盗られるのならまだしもケガをさせられたり、被害を受けたりしたのではたまりません。